劇場は激情
前述の通り「感覚」で生きているので、その表出の一つである感情がしばしば暴走することがある。
街を歩いていて、すれ違う多くの人が様々な傷を抱えて、それでも懸命に生きていると思うと涙が出るし、誰かに道を尋ねられて教えて差し上げた後、別れ際にありがとうと言われるだけで涙が出る。
感情のシステムがちょっと過敏なので、優しくされると基本泣きそうになる。
だからカウンセリングの類いとかとても苦手なのである。
時々偏頭痛で心療内科で通っていて、緊張しやすいこと等をつげ、安定剤をもらっているが、もっと他に話すべきことがたくさんある。
自傷癖だったり(今は小さいものだけれど)、就活とかあまり関係なくイライラしたり虚無感とか、ひどいときの希死念慮みたいなのはずっとあること等々。
でも、話すのがめんどくさい。おそらく聞いてくれたカウンセラーはひどくショックをうけたみたいな顔して、優しく声をかけてくれるだろう。
そして、多分わたしは泣く。もうその一連がすでにしんどい。
こう冷静に考えられるのはそこまで逼迫した状況じゃないからこそだと思う。
しかし、あんまりひどい方は早く病院に行かれた方がいい。
それも良心的な、薬出して終わり、みたいなところではない、いいお医者へ。(昔精神安定剤といわれて出されたのが強い睡眠薬で日中使い物にならないほどねむくなってしまったことがある。)
なかなかそういうお医者を探すのは難しいが。