こじんまりしたパーティーのやり方(冷凍都市に捧ぐ)
「パーティー」に参加したことがある人はどれほどいるだろうか。お店で小さいかばんをみていると「普段使いにもちょっとしたパーティーにも」といわれるあの、パーティーである。
SATCが好きなボーイズエンドガールならば一度は参加してみたい「パーティー」
しかしながら、そのような催しは特殊な社交がない限りあんまりないのではないだろうか。(結婚式とか二次会とか同窓会とか、ちょっとSATC的に違う気がするので除く。)
ならば自分で開催してしまえばいい。
しかし、わたし街子は庶民なので大きな会場も抑えられなければ、地味なので何百人とパーティーに参列してくれるような交友はない。
ならばならばわたしの身の丈にあったこじんまりパーティーをやればいいじゃないか。
1・会場
さて、まずどこでやるかである。たまたま五月の誕生日の仲の良い友達がいたので、2人で誕生日パーティーの名目で開催することにした。(こじんまりパーティーなので主催者と主役は同一である。)
会場はもう1人の主催者であり主役である友人・Fの家(アパートの一室)でやることにした。
誰かの部屋でもいいし、後述の飾りつけができる部屋ならどこでも大丈夫だと思う。なんならピクニックとかでもいいかも。
2・飾り付け
ただのアパートの一室で飲み食いするだけではパーティーではない。最低限のパーティーの飾り付けが必要である。
ミラーボールなんか回したりもした。
アマゾンで探せばカラフルすぎない、大人可愛い感じの飾り付けがたくさん見つかる。
もちろん飾り付ける作業もわれわれ2人でやったのだが楽しかった。くす玉みたいなくしゅくしゅしたものを広げるのに苦心して、無言の時がしばしばあったがそれはそれでおかしくて笑えるので楽しい。なんならガーランドとか自分で作っちゃってもいいかも。
あとはお花なんかを飾ってみるとテーブルが華やかになるのでいいかも。(今回はプリザーブドにした)
3・食事、飲み物
パーティーといえば美味しいご飯とお酒である。今回は宅配ピザとデパ地下のデリを二種類、そして誕生日パーティーの名目であったのでケーキも用意した。
ここでもミラーボールがいい味を出している。
注意したいのが参加人数に応じた食べ物を用意すること。
残ってしまっては開催場所の提供者に迷惑だし、ちょっともったいなくて悲しくなる。ちょっと少ないかな?くらいでちょうどいい。今回は上記の量でちょうどよかった。
お酒は余るかな?くらいでちょうどいい。今回はシャンパン2本ほどとクラフトの瓶ビールを用意した。足らないくらいであった。
4・その他
こじんまりパーティーの良い点は催し・出し物も自分たちでできることである。
我々主役2人は及川光博が好きなので、そのDVDをミラーボール回る暗闇で鑑賞した。お店等では貸し切らない限りできないのでこの点はすごくよかった。
及川光博氏(かっこいい)
ミラーボールの回る暗闇
主催者や参加者の趣味趣向が合えばなにしてもオーケーだし、パーティーという名目があるから普通の鑑賞会よりちょっと気分がいいし、格式高い気がする。
5・反省など
・どうせなら、器とか、ナプキンとかこだわればよかった。(食卓ももっと華やかにパーティー感が出る)
・簡易な作られる食べ物(フランスパンにパテを塗ったり、リッツパーティー的な)もあればもっと盛り上がった。
・しかしデリやピザ等出来合いを用意し、極力お皿を使わないようにしたので後片付けが楽であった。
6・最後に
これを最後まで読んでくれたあなたには、もういい大人だし、誕生日とかどうでもいいしパーティーなどいらぬ社交など面倒くさいなどと思わないでほしい。
誕生日でいえば、あなたという大事な1人の人間が生まれためでたい日である。
祝わないとバチが当たる。
しかしわたしのように、交友が少ない他人が祝ってくれる可能性が少ない時(パーティーが開かれない)はどうするか。
それ自体なにも悪いことじゃないし、それだけ丁寧で濃厚な交友関係があるということである。
(決してパーティーがそつなくできる“パリピ”ディスではない。彼らは彼らで、交友関係が広いという長所がある。人は往々にしてそれぞれがそれぞれなりの長所を持っているのである。)
結論自分で催せばいいのである。
他人が開催してくれないからといじけてはいけない。あなたは限りなく自由なのだから、パーティーだっていくらでも乱発(?)できる。是非気の合う友達を少数だけ呼んでこじんまりパーティーをやってみてほしい。最初は虚しい(!)かもしれないけど楽しくなってくる。
誕生日をこじんまり特別にするだけでなんだかウキウキするし、歳を取るのもいいかな、と思えてくる。
あとミラーボールは超おすすめ。それだけでパーティー感がでます。
(死なない杯のために執筆)