はじめに
街子は文系の大学院生。文系の大学院生といえば就職から逃げ道のように思われがちだがあくまでわたしは違う。やりたいことがある。考えたいことがある。
しかし街子はそうした知的営為ときたる卒業に向けての修士論文の執筆、そして就職活動の末、精神を衰弱し、偏頭痛で通院するまでに至る。
衰弱してみて気づいたが、どうやらわたしは「疲れ」が感じにくいらしい。躁鬱でいえば躁が強いっぽい。(こうしたメンタルのことは詳しくないし、いらぬ議論を呼びそうなのでここまで)
衰弱する、ということは疲れたーと身体が叫んでいて、休め馬鹿野郎と言っているわけである。本人の心持ちとしてそんなに酷使した覚えがないから少したちが悪い。
そんな中ちょっと気分の晴れる行為が「(論文以外の)文書を書く」ことであった。
高校生の頃イマジナリーフレンズと携帯上で交換日記を書く(触れないでほしい)くらい、自分語りというか、思ったことや感じたことを書くのがとても好きだった。
ので、今度はブログとして、書いてみようと思う次第である。